22年春、甲子園に出場した東洋大姫路を下した津名が、目標のベスト8へと進出した。両者なかなか点が入らないまま迎えた5回、2番池谷泰知外野手(2年)の右前打をきっかけに打線が爆発した。一気に4点を取ると、7回に2点を背負うも空気は変わらず、8回に2点を追加しそのまま駆け抜けた。「プレッシャーは感じず楽しくやろうや! 」と話した扶川貴則監督(38)の言葉どおり、気負わず野球を楽しんだ津名ナインは、笑顔で試合を締めくくった。

津名は淡路島に位置する県立高校で、チーム全員が島内出身。扶川監督は、「勝つことで淡路島の野球活性化へと繋がる。勝利を島民へ届けたい」と地域貢献を目指す。主将の大傍涼翔捕手(3年)は、「昨日コンビニで知らない人に頑張ってねと話しかけられて、応援してくれていることを実感した。僕らの勝ちは島の方々の応援のおかげ」と感謝を述べた。この日は島内の野球部が応援に来るなど、島の一致団結は計り知れない。

兵庫はベスト8が出そろい、次戦は明石商。ベスト8だった目標は、今日から甲子園出場へ。淡路島の方々に笑顔で報告をできるか。【松野奈音】

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