第105回全国高校野球選手権は19日、準々決勝が行われる。東北勢3チームが8強入りするのは史上初の快挙。昨夏王者・仙台育英(宮城)は花巻東(岩手)との「東北対決」を戦い、八戸学院光星(青森)は土浦日大(茨城)と対戦する。

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「甲子園で投げ合おう」岩手・大船渡一中でチームメートだった仙台育英の仁田陽翔投手(3年)と花巻東の北條慎治投手(3年)が中学卒業時に誓った約束の実現が目の前に迫った。仁田は「(北條は)投手でも抑えていて、打者としても活躍している。刺激になっています」と話した。

2人は5歳で東日本大震災を経験。甲子園でプレーする姿を想像し「活躍できたらきっと大船渡は盛り上がるね」と話し、夢を膨らませた。それぞれチームは違うが「対戦」という形で夢が実現する。仁田は「もしマウンドに上がったらストレートでしっかり抑えたい」と力を込めた。