今秋関東大会4強で来春センバツ出場が濃厚な常総学院(茨城)が26日、土浦市内の同校グラウンドで今年最後の対外試合を行い、樹徳(群馬)に8安打で6-0と打ち勝った。

関東大会後、来春から採用される低反発の新基準バットを使用。メーカーによって、重さやバランスなど、微妙な違いがあり、現在4社、計30本のバットを使い、それぞれに合ったものを模索している。

先制点に絡む左前打に、8回にも遊安打と2安打の鈴木駿希外野手(2年)は「細くなった分、前のバットよりも飛ばないけど扱いやすくなりました。軽くなっている感じがあって、打ち損じが少なくなったような気がします」と、手応えを口にした。

つなぐ打線が持ち味の常総学院。チームの課題は「センターへの低い打球」。鈴木は「自分は遠くに飛ばす打者ではないので、飛ぶ、飛ばないはあまり気にならない。芯も縦は狭まっていますが、横は変わらないので」と、バットコントロールで低反発バットに対応している。

一方で、選手たちが「難しい」と口をそろえたのは守備。鈴木は「バットが細くなった分、ボールに回転がかかるので、例えば右打者がこすったとき、スライスがいつも以上に曲がり、回転がかかる。落ちるのも早いし、曲がる幅も大きい。そこは1番気をつけています」と、一歩目を早く始動。シート打撃などで、新基準バットの打球に慣れる練習を重ねている。「春までに慣れたい」と、意気込んだ。

この試合で、年内の対外試合を打ち上げた。6回を2安打無失点に抑えた先発のエース・小林芯汰投手(2年)は「目標は日本一。どのチームよりも質のいい練習をして春を迎えたい」と力を込めた。低反発バットで攻守ともに変化を迎える。長い冬が始まった。