同志社香里が、春の大阪王者の大院大高に競り勝った。先発でこの日が18歳の誕生日だった最速144キロのエース右腕、北野勇斗投手(3年)が、5安打8奪三振1失点完投。「めちゃめちゃ最高な誕生日になりました。めちゃめちゃうれしいです」と喜びを爆発させた。
「フライゲーム作戦」が奏功した。今夏、10年ぶりに指揮官に復帰した大黒徹雄監督(50)は「(大院大高の)研究をめちゃくちゃしました」と、内角、低めを徹底して突かせた。昨秋まで最速120キロ台だった直球を144キロまで進化させた右腕が、仕事を全う。27個中13個をフライアウトで打ち取った。
6月17日の抽選会前、監督が「(大院大高のいるブロックを)引いてこい!」と託した大一番をモノにし、19年以来5年ぶりの夏2勝をもぎ取った。18日に高槻北との3回戦に臨む。【古財稜明】

