宮崎商のアルプススタンドに、3年前の21年夏にコロナにより甲子園出場を辞退した世代の卒業生が応援に駆けつけた。
当時は初戦の2日前に出場辞退が決定。中堅手のレギュラーだった若松大雅さんは「思い出したくはないんですけど、コロナという病気には勝てないので受け止めて次のステップにいこうとした」と思い返した。
3年の時を経て夏の甲子園の舞台に立ってプレーする後輩の姿に「複雑ですけど、ワクワクして見ている。正直うらやましい」と本音も漏らした。ただ、「感謝の気持ちでいっぱいです。宮商のユニホームを着て甲子園で活躍している姿が見られてうれしい」と笑顔があふれた。
現在、若松さんは北九州市立大の硬式野球部に所属。「辞退してからいろいろあったんですけど、気持ちが前向きになった。調子悪いときもあのときを思い出して前向きの精神になれている」と経験を糧としている。

