浦和学院と花咲徳栄が3回戦でぶつかるという大一番は、夏のメンバーが多く残る浦和学院が制した。

初回に先制されるも中盤以降に手堅く得点を重ね、守備陣も先発左腕の岡部修弥投手(2年)をもり立てた。

送りバントや全力疾走で着実に、得点への可能性を高めていった。森大監督(33)は「厳しい戦いは想定していました。秋の時期はチャンスで1本を出すのが難しいです。今日の試合は守備力と、その差かなと思います」と選手たちの精度の高さをたたえた。

4番に座る藤井健翔内野手(2年)をはじめ、充実した肉体の選手がそろう。スイングも力強い。森監督は「成長していく上で、打力が売りなので最終的には打てるチームにしていきたい」としつつ「秋の大会や関東大会を見すえる上で、激戦ブロックに入ったので接戦になるなと。接戦は投手力、守備力。ここをずっとやってきましたので」と、失策がこの秋ほとんど出ていないディフェンス面を評価した。

大型チームとして、関東地区では健大高崎(群馬)や横浜、東海大相模(ともに神奈川)などともに前評判は高い。とはいえセンバツ出場への道のりは長い。緩めることはなく、ライバル花咲徳栄への警戒を弱めることもない。

「夏からレギュラーが入れ替わったとしても、ちゃんと次の夏には仕上げてきますよ。絶対」

まずは第1ラウンドを制した。【金子真仁】