<全国高校野球選手権:大阪桐蔭3-0光星学院>◇23日◇決勝◇甲子園

 大阪桐蔭は、史上7校目の春夏連覇を達成した。

 ▽大阪が20度目栄冠

 大阪勢の優勝回数が春夏通算20度(春9、夏11)の大台に乗った。2位は愛知の18度(10、8)、3位は兵庫で13度(6、7)。

 ▽4度優勝は6位

 大阪桐蔭は春夏合わせて4度目の甲子園制覇。大体大浪商(大阪)箕島(和歌山)などとともに歴代6位に並んだ。1位は中京大中京(愛知)の11度(春4、夏7)。

 ▽20年ぶりの快投

 大阪桐蔭の藤浪がマークした準決勝、決勝の2試合連続完封は第74回大会(1992年)の森尾(西日本短大付)以来20年ぶり。第25回大会(39年)の嶋(海草中)は全5試合を完封し、準決勝と決勝で無安打無得点試合を達成した。

 ▽56号は歴代2位

 今大会48試合で飛び交った本塁打は56本で、第88回大会(2006年)の60本に次ぐ史上2位。光星学院の北條は4本塁打を放ち、第67回大会(1985年)の清原(PL学園)が持つ1大会最多記録にあと1と迫った。