今春センバツ(21日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が13日、大阪・オーバルホールで行われ、光星学院(青森)は初日の3試合目で今治西(愛媛)と対戦することが決まった。

 光星学院の主将で、エース下沖勇樹(3年)は、組み合わせ表を見て1つの目標を話した。「準々決勝までは絶対に行きたい」。2回戦を突破すれば対戦する可能性がある金光大阪に、対決を熱望する存在がいる。母方のいとこに当たる4番の陽川尚将外野手(3年)だ。

 岩手・二戸市に生まれた下沖は幼少時代、家族そろって大阪の親せき宅へ遊びに行くと、陽川とキャッチボールしながら夢を語り合った。下沖は福岡中3年時の全国中学大会で、エースとして日本一を経験。大阪都島ボーイズで素振りに汗を流していた陽川からは「すごいな。おれも負けていられないよ」と電話で祝福された。今回も、互いにセンバツ出場を決めた直後にメールを交換。「対戦するまで勝ち進もう」と約束を交わした。

 調整は順調だ。今月上旬に沖縄へ遠征。8日の八重山商工戦では5回無失点、9日の沖縄尚学戦では5回2失点と好投した。「日ごろの練習の成果を発揮して、悔いのない楽しい甲子園にしたい」。ライバルからの勝利、そして全国制覇に向けて、まずは今治西との初戦に全力で挑む。【由本裕貴】