<高校野球奈良大会>◇22日◇3回戦

 4季連続の甲子園を狙う天理が王寺工に5-4と辛勝、ヒヤヒヤで4回戦に進んだ。2回に4点先取したが、3回裏に内野が2失策、守備の乱れから4-4に追いつかれ、打線は王寺工の先発、下手投げの根木悟志(3年)の打ちあぐねた。森川芳夫監督(54)は「アンダースロー対策はほとんどしていなかったので…。3回裏の守りが、まさにこのチームの課題。突然連鎖的にああいうこと(失策)が起こる。高校生だし、仕方ないんですが…」と苦笑いで振り返っていた。