<高校野球沖縄大会>◇19日◇1回戦
史上6校目の春夏連覇へ、興南がコールド発進した。第92回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)沖縄大会が全国のトップを切って19日、開幕。センバツを制した興南はエース島袋洋奨(ようすけ)投手(3年)を温存したまま宮古総合実に10-0の5回コールド勝ちした。
背番号20の興南・高良一輝投手(1年)が初戦の先発を任され、4回を3安打無失点に抑えた。公式戦初先発だが「アップの時に先発と言われてびっくりしました。硬くなることはなかった」と6奪三振の投球で役目を果たした。夏の大会を勝ち抜くためには、新戦力の台頭が不可欠。エース島袋の出番はなく終始ベンチでナインを応援した。「次の試合まで2週間あるので、連投を意識して投げ込みたい」と次戦への調整に励む。
2回戦までは約2週間と間が空く。調整が難しくなりがちだが、我如古(がねこ)盛次主将は「空いた期間を有効に使って相手の対策もできる」と前向きにとらえる。沖縄勢が夏の甲子園を制したことは1度もない。センバツで優勝した際も、威勢のいい目標を口にすることがほとんどなかった我喜屋優監督(59)は「今の時点では恥ずかしくて頂点なんて言えない」と慎重な姿勢を崩さなかった。


