<高校野球高知大会>◇25日◇決勝

 明徳義塾が着実に得点を重ね、高知商に5-0で勝利し6年ぶりに夏の甲子園への切符をつかんだ。5回に適時打を放った北川倫太郎外野手(2年)は「チャンスだったので、自分が決める気持ちで打った。甲子園でも今日のような打撃をしたい」と声を弾ませた。投げては前田克樹(3年)岩元俊樹(3年)のリレーですきを見せなかった。馬淵史郎監督(54)は「挑戦者の気持ちで臨んだ大会。地道に練習すればチャンスは生まれると分かった。6年ぶりの優勝は一味違う。甲子園でも頑張ります」と話した。