巨人から移籍した高木勇人投手(28)が4日、170球の投げ込みを行った。

 第1クール最終日とあって、疲労もあった。「最初は調子が悪いなと。開きが早く、バランスがダメで。でも、修正できました」。

 途中から秋元バッテリーコーチに打席に立ってもらった。打者に向かっていく感覚で投げることで、良い球がいくようになった。ラスト170球目、指に掛かった真っすぐだった。

 早くもチームにとけ込んでいる。「良いチームに来ました」と笑顔。辻監督は「明るいよね。十分、期待してます」と話した。【西武担当 古川真弥】