ドラフト1位の馬場皐輔投手(22=仙台大)が8日、沖縄・宜野座キャンプで4度目のブルペンに入り、最多の56球を投げた。

 右腕は「(状態は)少しずつよくなってきた。自分の中ではリズムがつかめている」と手ごたえを口にし、投球を見つめた金本監督も「変化球、いいね。いいわ。スライダー、カーブ、スプリット。真っすぐも今日くらいから、初めて力を入れたのかな。もうちょっと後でも良かったんだけどね、正直。もう1クールくらい、ボチボチ。僕のなかでは、いいと思ったけど。キレキレやね」とペースを上げてきたルーキーに目を細めた。

 馬場は今後予定される実戦登板に向け、「与えられたところで、自分のフォームで投げられるように」と意気込んでいた。【阪神担当 真柴健】