ロッテが元DeNAで昨季は米大リーグのレンジャーズでプレーしたブランドン・マン投手(34)を獲得することが13日、分かった。週明けにも発表される。

◆ブランドン・マン(BRANDON MANN)1984年5月16日、米ワシントン州生まれ。マウントレーニア高から02年ドラフト27巡目でデビルレイズ(現レイズ)入団。米独立リーグ・サザンメリーランドを経て、11年横浜(現DeNA)にテスト入団。10月に巨人戦で初先発し、初勝利を挙げた。2年間通算28試合3勝9敗、防御率4・27で退団。13年はBCリーグ信濃でプレー。ソフトバンクの入団テストも受けたが、不合格だった。アスレチックスのマイナーなどを経て、18年はレンジャーズに所属した。

同年3月には練習試合でイチロー(マリナーズ)の頭部に147キロのツーシームをぶつけ、降板後に、幼少期から地元ワシントン州のヒーローでファンだったイチローに日本式で謝罪した。その際「全然大丈夫だよと。このことであなたの投球に影響が出るのは嫌なので、内角に投げることは続けてほしいと、そんな言葉をかけてもらった。うれしかった」と話した。

同年5月には33歳でレンジャーズで大リーグデビュー。6試合に登板してメジャー登録40人枠から7月に外れたが、9月に再昇格して1試合に登板した。

好きな言葉は「大和魂」という親日家。日本時代の登録名はブランドン。188センチ、87キロ。左投げ左打ち。