横浜の初代監督で、ロッテでも指揮を執り、27日に80歳で死去した近藤昭仁氏の通夜が31日、横浜市の総持寺三松閣で営まれた。球界関係者ら約400人が訪れ、会場には所属した球団のユニホームやバットなどが並べられた。戒名は「巧覺院英球昭光居士」。

DeNA三浦大輔投手コーチ(45)は「近藤さんが我慢して使ってくれたからこそ、その後のプロ野球人生がある。よく怒られたけど、北九州で初勝利を挙げた時は自分のことのように喜んでいただいた」と別れを惜しんだ。DeNA・OB会長の斉藤明雄氏(64)元ロッテ投手で早大監督の小宮山悟氏(53)野球解説者の村田真一氏(55)斎藤雅樹氏(54)らも参列した。