阪神が炎の6連打で鮮やかな逆転勝ちを決めた。口火を切ったのはルーキー木浪だ。自身23打席ぶりとなる安打を右前へ運ぶと、後続も続き、今季ワーストだった連続無得点イニングが24で止まっただけでなく、5得点で一気に中日山井をKOした。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-木浪がムードを一変

初回のジョー(北條)のバントは痛かった。あれで流れが…。初回の向こうとこっちの攻撃の差はあったと思う。それで負けていてもおかしくない試合。その後、ジョーもかえしたとはいえ、つなぐ選手のところで、ああいう形というのはね。勝ったけど、チームの課題としては残っている。

-試合前にはソラーテとマルテにアドバイスした

やっぱり、日本の野球に対する違いは絶対にある。ソラーテはすごくムードを変えられる。試合をやっていると誰でもイライラしたり、感情は動いてしまう。アイツも自分でコントロールできてなかったと反省していた。「俺らは明るさを出してくれるプレーを望んでいるから。そういう形でやってくれたらいいんじゃないか」ということで。

-大山が決めた

同点で終わってしまうのは、まだ向こうにいけるぞという形になるけど2点タイムリーで一気にいけたのは大きい。悠輔もそういうところで評価される打者。

-救援は流れを止めた

島本も落ち着いて投げている。能見もちょっと早い回からの登板。みんなが役目を果たしてくれている。逆転勝ちであっさり勝ったようやけど、あっさりっていうほどみんな簡単な場面ではない。それぞれがちゃんとした仕事してくれた。