ロッテが最後に力尽きた。西武相手に12失点、3失策と守備が崩壊した。

逆転CS進出に望みをかけた最終戦で、4位と3年連続のBクラスが決定。目の前で胴上げを見せられた。

二木が2回もたなかった。2回1死満塁で秋山に走者一掃の右中間三塁打を許すなど5失点。2番手では涌井を6年ぶりとなる中継ぎで投入したが、山川に2ランを被弾した。10連勝中だったニールからは取り返せない点差が開き、借金1で終戦。だが最後まで3位を争い、消化試合は1つもなかった。

井口資仁監督は「CSは逃したが、いい経験ができた。1位と4位の差を感じた試合だった。まだ優勝には大きな壁が立ちはだかる。来年こそ」と話し、昨季からの進歩を認めた。