阪神は今季も「隠密ドラフト」の方針を採る。球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト会議に向けてリストアップの絞り込みを行った。

高校生から社会人まで約80人を挙げ、1位候補も十数人に絞った。畑山統括スカウトは1位の最終決定について「前日か当日という形でギリギリまで。別に公表する必要もないし、戦略的にも」と説明。昨年も当日に外野手を狙う方針を最終確認していた。今年は夏の甲子園準優勝に導いた星稜・奥川恭伸投手(3年)を1位の最有力候補に位置づけ、明大・森下暢仁投手(4年=大分商)やJFE西日本・河野竜生投手(21=鳴門)も候補に挙がる。