阪神の新外国人ジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)が、3月1日のオープン戦(ペイペイドーム)で、3年連続日本一のソフトバンク相手に登板する。29日に甲子園球場での残留練習で調整した。

助っ人右腕は「(ソフトバンクとの対戦は)いい経験になると思う。シーズン前に強打者のそろったチームと戦うのは自分にとってもプラスになる。そういう相手にどういうふうに攻めるのかなどを見ていきたい」。

これまでの登板では、あまり使えていなかった緩急も意識。「低めに落ちる変化球を使って緩急をつけて投げたい」とテーマ設定も明確だ。

無観客での試合には戸惑いも見せた。「ドーム球場は(米国には)あまりないし、しかも無観客というのは不思議な感じ」。それでも「ファンからのプレッシャーもないし、ゲームには集中できると思う」と前向きだった。