元プロ野球・広島の西田真二監督(60)率いるセガサミーが8強一番乗りを決めた。

補強選手が勝利に貢献した。3回1死一、二塁からJPアセット証券の大内信之介内野手(23=上武大)の右前適時打で先制。東京ガスの小野田俊介外野手(28=早大)も2点適時二塁打で続き、相手投手の暴投も絡んで、この回4点を先取した。

投手陣は、先発の草海光貴投手(22=上田西)が4回に2点を失ったが、後を受けた明治安田生命の三宮舜投手(27=慶大)、陶久亮太投手(27=東農大北海道オホーツク)が無失点に抑える好救援。逃げ切り勝ちした。

西田監督は「大内、小野田はつなぐ意識が強い。先制点が取れたのは大きい。補強選手がチームに溶け込んでいる。1戦必勝。次につなげます」。チーム一丸で、勝利の波に乗った。