痛恨だ。ロッテが開幕3連敗を喫した。ストッパーの益田直也投手が2日連続でサヨナラ打を浴びた。9回2死の「あと1球」から、ソフトバンク川島に2点適時打を打たれ、ぼうぜんとした。

前日は投球の半分がシンカーで、最後も今宮にシンカーを打たれた。この日は24球中2球だけ。選択肢が減る中で、川島に外角直球を合わされた。ペイペイドームでは昨季から3登板連続で敗戦投手。昨年10月にも西武戦で2日連続でリリーフに失敗した。球威ある直球が甘く入りがちで、得意のシンカーで空振りを取れてていない。

井口監督は「あの2人がしっかりしてもらわないと勝てない」と言う。8回を任せるハーマンも連日の失点。7回の唐川も万全でなく、3人合計で2日間で127球。28打数13安打で被打率4割6分4厘と苦しい。この日も157キロ を出した小野が勝ちパターンに入れる力量ながら、指揮官は「信頼して送り込んでいるので、何とかしっかりと復調してもらいたい」と3人の復活を願う。

9回に菅野が起死回生の逆転2ランで男を上げていた。突き落とされた3連敗はイコール、巨大戦力ソフトバンクの開幕3連勝。クライマックスシリーズを含め、昨季からの連敗が10に伸びた。【金子真仁】

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