阪神が、大山悠輔内野手(26)の8号2ランから日米通算179勝右腕の田中将を攻略し、楽天に連勝して同カード勝ち越しを決めた。

4回2死一塁で、大山は田中将の145キロ直球を右翼スタンドへ。チーム初安打が決勝アーチとなった。

その裏、先発の伊藤将が楽天島内に10号ソロを浴び、なお2死一、三塁のピンチを背負うも、太田を右飛に打ち取った。

阪神は6回、ドラフト1位の佐藤輝明外野手(22)が田中将のスライダーを捉えて右翼スタンドへ16号ソロ。ともにももいろクローバーZファンの「モノノフ対決」で、大先輩に先勝した。

3-1の9回には打線が楽天内間、西口をつかまえ、6点を追加。無死満塁から代打・原口の押し出し死球、1死満塁からの近本の適時三塁打、さらに木浪の今季1号などで大量点を奪い、圧勝した。

伊藤将は7回1失点で4勝目。8回は藤浪が抑え、8点差がついた9回はエドワーズが締めた。チームの貯金は、今季最多19個となった。