首位阪神が先発高橋遥人投手(25)の快投に導かれ、引き分けを挟んでの連敗を2で止めた。

高橋は立ち上がりから抜群の安定感を披露し、7回を10奪三振2安打無四球で無失点。三塁を踏ませない内容で、昨年10月24日巨人戦以来329日ぶりの白星となる今季初勝利を手にした。上肢のコンディション不良でリハビリを続け、今季1軍初登板となった9月9日ヤクルト戦は4回6失点。雪辱を期したマウンドで復活を印象づけた。

打線は難敵大野雄に苦しめられながら、両チーム無得点で迎えた6回1死二塁、3番糸原健斗内野手(28)の一塁線を破る適時二塁打で決勝点をもぎ取った。