リリーフ登板した阪神及川雅貴投手(20)が、3連続四死球で、1アウトも取れずに降板となった。

4-2の5回、2番手の馬場が先頭の塩見にバックスクリーンへソロ本塁打を浴び、及川に出番が回ってきた。迎えた青木に死球を与えると、山田にはストレートの四球。福原投手コーチが1度マウンドへ向かったが、今度は村上にフルカウントから死球を与えた。自己ワーストの3四死球で無死満塁とし、交代となった。

代わった小川は、オスナに同点の右犠飛を許すも、中村を空振り三振、サンタナを遊ゴロと勝ち越しは許さなかった。

高卒2年目の及川は、これが今季35試合目の登板。ここまで2勝3敗、9ホールドと中継ぎとしてフル回転してきたが、前回7日DeNA戦(横浜)で逆転2ランを浴びており、この日も苦しい投球となった。