日本ハム斎藤佑樹投手が、4ー3とリードしていたオリックス戦の7回無死から2番手で現役最後の登板となった。

入団当初に使っていた登場曲NYCの「勇気100%」を流し登場すると、大きな拍手に包まれた。打者は1番福田。3-2からの7球目が外れ四球を与え降板となった。日本ハムは4-3でオリックスを下し斎藤佑樹投手の引退登板に花を添えた。

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千葉・鎌ケ谷の後輩たちから、爆笑の“お別れソング”が届いた。引退セレモニーのラスト。斎藤の登場曲「勇気100%」を、杉谷、清宮、吉田、万波ら、後輩たちが歌う映像が札幌ドームの大型ビジョンに流れると、スタンドは大爆笑に包まれた。

中でも吉田は、準優勝した夏の甲子園で注目を浴びた、金足農仕込みの“全力校歌”をほうふつとさせる熱唱ぶり。背中を大きく後ろに反らせて、がなり立てた。これを見た斎藤は「あんなことを、やってくれるなんて幸せ。最後は、泣きながら皆とお別れするのかなと思っていたんですけど、そんな雰囲気じゃなく、すごく良かった」と感激していた。