楽天先発の3年目弓削隼人投手(27)が、プロ最短の1回23球、2安打1四球2失点で降板した。

立ち上がりから乱れた。1回、先頭松本剛にストレートの四球。1死二塁から浅間、野村、高浜に3連打を浴び、2点を失った。1回裏の攻撃が無得点に終わった直後、石井一久GM兼監督(48)がベンチを出て、2番手西口直人投手(24)へと交代を告げた。弓削にアクシデントがあった様子はなく、ベンチで戦況を見つめた。

弓削は今季4試合目の登板。9月30日日本ハム戦で5回1失点とし、今季初勝利を挙げていた。ここまで通算9勝中、日本ハムから4勝を挙げる“ハムキラー”として存在感を示していたが、負ければ明日19日にも優勝の可能性が消滅する一戦で早々とマウンドを降りた。