BIGBOSSの地元で定位置を奪い返す! 日本ハム渡辺諒内野手(26)が3日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円減の年俸5000万円でサインした。

【契約更改一覧】日本ハム 清宮500万円ダウン>

パ・リーグの来季日程が発表となり、開幕戦はペイペイドームでソフトバンクと対戦することが決まった。新庄監督の地元・福岡で初陣を迎えることになり「監督の地元なので、活躍して初戦から勝利を届けられるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

19年、20年は正二塁手として規定打席に到達したが、今季は83試合の出場にとどまった。直球にめっぽう強いことから、昨年は“直球破壊王子”の異名をとったが、今年は振り負けるケースが目立った。「打率を気にして、持ち味の長打力を出せなかった。今年は逆方向への意識が強くて、自分に合わなかった。栗山前監督からも『長打を打てる打者』と言われていたので、もう1度見つめ直して長所を伸ばしていきたい」。原点に戻って再起を図る。

頭の中には、すでに対戦するであろうライバルの姿を思い描いている。「開幕戦は千賀投手の可能性が高いと思うので、真っすぐを打てるように準備したい。(直球破壊王子の称号を)取り返せるように頑張ります」と、早くも“直球破壊”を宣言。スタメンの座を奪い返し、BIGBOSSに白星をプレゼントする。【小林憲治】

日本ハムニュース一覧はコチラ―>