広島の新人11選手が11日、マツダスタジアムなどの施設を見学し、ドラフト3位中村健人外野手(24)は「クリさんと一緒にお立ち台に上がりたい」とトヨタ自動車の1つ先輩にあたる栗林との本拠地共演を夢見た。

理想とするシチュエーションは「僕が8回裏に逆転ホームランとか逆転打を打って、9回表をクリさんに抑えてもらうというのがベスト」とニヤリ。「9回表に抑えてもらって、9回裏にサヨナラでもいいですけど、どんな形でもそこを1つの目標に頑張りたい」と闘志を燃やした。

走攻守3拍子を兼ね備え、社会人の名門で4番を務めた右の大砲候補。本拠地でのプレーをイメージし「打で沸かすことができたら最高。自分のアグレッシブなプレーと自分らしさで、チームの勝利に貪欲に貢献する姿で見せ続けていきたい」と言葉に力を込めた。