“鳴尾浜記念2022”の勝者は-。阪神は22日、新人合同自主トレで恒例の3000メートル走を実施した。

ドラフト2位鈴木勇斗投手(21=創価大)が、終盤の猛スパートで同1位森木大智投手(18=高知)をかわし、トップでフィニッシュした。

鳴尾浜球場の内周(=1周400メートル弱)を計8周する3000メートル走。スタートから先頭で引っ張ったのは森木だ。鈴木と入れ替わりながら、中盤は後続を引き離し、一時は独走態勢に入ったように見えた。

しかし、年上鈴木の意地と“末脚”がさく裂した。中盤は1度、冷静にペースを落とし体力を温存。ラスト1周の時点で約10秒離されていたが、ギアチェンジし残り半周で森木を捉えると、そのまま一気にまくった。手元の時計で12分33秒でゴール。森木に約10秒差つける完勝だった。

さらに光ったのは“大穴”のドラフト4位前川右京外野手(18=智弁学園)。中盤までぶっちぎりの最下位を走っていたが、残り1周で懸命に腕を振り、中川勇斗捕手(17=京都国際)、伊藤稜投手(22=中京大)を差し切り、3位に滑り込んだ。ゴール後は「エグい!」と叫び、グラウンドに倒れ込んだ。

3000メートル走の順位と手元の時計のタイムは以下の通り。

▼1位鈴木勇斗 12分33秒

▼2位森木大智 12分43秒

▼3位前川右京 12分55秒

▼4位中川勇斗 12分56秒

▼5位伊藤稜 13分3秒