西武今井達也投手(23)は、チームメート武隈祥太投手(32)からの助言も糧に先発の柱となる。

今季の目標について「1年を通してチームの中で最も長いイニングを投げることです。中5日、中4日でも、行けと言われたらいつでも投げる、という気持ちです」と自覚をにじませた。

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気概だけではない。体への負担を減らし、多くのイニングを投げられるように考える。オフは志願し、西武一筋15年目を迎える32歳の左腕と一緒に自主トレを行った。「武隈さんはシーズン中ほとんどウエートトレーニングをやらないんです。でも体の使い方や筋肉の使い方がとても上手な方だと思っていました」。練習では気になっていた事をたくさん聞いた。「とても参考になることが多く、勉強になりました」。練習や試合に臨む姿勢なども含め吸収した。

昨季は158回1/3を投げ、5年目で初めて規定投球回に到達した。与四球は両リーグ最多の99個とコントロールは課題だが、8勝と防御率3・30はプロ入り最高だった。2月1日からの春季キャンプに向けては「(高橋)光成さん、松本さんと一緒に先発陣を引っ張っていきたいです。自分も6年目になりますので、昨年以上に自覚を持ってキャンプに取り組みたいです」と思いを語った。ドラフトでは1位隅田知一郎投手(22=西日本工大)、2位佐藤隼輔投手(22=筑波大)と2人の即戦力左腕が加入した。「2人もいい投手ですし、ローテーション争いも激しくなりますが、切磋琢磨(せっさたくま)していければと思います」と話した。

18、19年のリーグ制覇はともにチーム防御率はリーグ最下位ながら、打って、打って手にした。背番号11は「優勝に貢献できるピッチングを目指します。2022年はバッテリーの力で優勝できた、そんな年にしたいです」。ひと味違った形での戴冠を思い描く。その中心としてマウンドで躍動する。【上田悠太】