広島の大瀬良大地投手(30)が4年連続4度目の開幕投手に決まった。2月28日に沖縄での2次キャンプを打ち上げ、佐々岡監督が明かした。球団で4年連続で務めるのは03~07年の黒田博樹以来、4人目。開幕戦で2勝0敗、防御率1・11と抜群の成績を誇るエースに大役を託し、3月25日DeNA戦(横浜)に向かう。
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4年連続の開幕投手を託された大瀬良は引き締まった表情で決意を示した。キャンプ打ち上げで佐々岡監督が公表したことを受け、「信頼される投手が上がるマウンド。年々プレッシャーや責任が大きくなっている。何とかいいスタートを切ってチームが波に乗れるようにやりたい」と語った。
昨年まではキャンプイン前に開幕投手を通告され、日程を逆算して調整を任されてきた。だが今年は佐々岡監督が競争を打ち出し、20年新人王の森下、21年最多勝の九里らと争った。指揮官は宮崎・日南での1次キャンプ終了時に断を下し、2次キャンプ地の沖縄へ移動後に「日南キャンプの13日間を見て確信した。任せる。選手会長としてもチームを引っ張っていってほしい」と伝えた。
大瀬良は開幕戦で通算24回1/3を投げ、2勝0敗、防御率1・11。さらに今年の開幕カードのDeNA戦は昨季6試合で4勝0敗、防御率1・24とダブルで好データがそろう。「素晴らしいバッターがずらりと並んでいる。手ごわい」と警戒しつつ、「僕たちもいい選手がそろっている」と自軍の戦力を誇った。
球団では長谷川良平、北別府学、黒田博樹以来となる4年連続の大役。偉大なレジェンドたちと肩を並べるが「恐れ多い。その方々に少しでも追い付けるようにこれからも一生懸命仕事をしたい」と謙虚だった。昨年は2年ぶり2桁となる10勝。今年はここまで2月26日の巨人とのオープン戦では3回無失点と好投するなど、順調に仕上げている。「ここ数年は悔しい思いをしている。選手会長では初めての年で、優勝をして日本一を目指したい。戦えるだけの力はあると思う」。4年ぶりのリーグ優勝への道筋は、大瀬良の右腕が切り開く。【前山慎治】



