阪神藤浪がウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)に先発し、6回4安打1失点と好投した。

初回、先頭の大島に153キロの直球を捉えられ、右中間に三塁打を打たれたが、続く三好、溝脇、福田を3者連続三振に仕留めて先制点を許さなかった。4回は福田に左中間ソロを許したが、5回、6回は危なげなく打ち取り、最少失点にとどめた。与えた四球はゼロで7奪三振。抜け球もなく、6回まで安定した投球を見せた。「いろんな球種も使えたので、その点はよかったかなと思う」と振り返った。

平田2軍監督も「コントロールもなんも問題ない」とコメント。右腕は2年連続開幕投手を務めたが、4月12日に受けたPCR検査で陽性判定を受けて離脱。同20日にファームに合流した。ここまでウエスタン・リーグとプロアマ交流戦を含めて、実戦4度目の登板。この日は最長の6回を投げ切り、1軍復帰の準備を着実に進めている。

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