阪神が中日に勝利した。先発藤浪晋太郎投手(28)が先発し、6回4安打1失点と好投した。打撃では、メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が先制適時打を放つなど、4試合連続安打。小野寺暖外野手(24)と豊田寛外野手(24)もマルチ安打を記録し、勝利に貢献した。
平田勝男監督(62)の一問一答は以下の通り。
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-藤浪が6回90球
「もう1回くらいいけたんだけど、やっぱり遠征であれっていうのもあるし。(状態は)なんの問題もない。ただ、高松にも福田にもちょっと合わせたスライダーをボカンと打たれたところはストライク取りにいっているから。置きにいっているところがあったので、6回にちょっと注意して投げてこいとそういうところくらいで、コントロールもなんも問題ないし、初回に大島に打たれた後の3三振も、マックスにギア上げてるやん」
-カーブなどの変化球も使いながら
「カーブは福田に1球くらいかな、あとちょっとだけ投げてたけど。そのへんは緩急といったところでまずまずというか、このくらいは普通」
-1軍への準備は整っている
「全然問題ない」
-藤浪は先発だが、中継ぎの可能性も
「それは上が決めることなんでね。中継ぎも経験あるし、いつでも晋太郎はなんの問題もないですよ」
-ロハスが4試合連続安打
「ロハスはね、見極めもちゃんとできてるし。昨日はバックホームで少し殺せなかったから、シートノックからもしっかり取り組んでいるし。守備をもっと向上させろと、ホームのスローイングも含めて今しっかりやろうということで。意欲的だよ!ロハス、意欲的だ! 交流戦でもDHでもね、どういうところでチャンスがあるかわからんから」
-小野寺もマルチ安打
「小野寺はもう2本で満足したらいかんのよ。ヒット打ったことより、凡打を悔しがる選手にファームではならないといけない。ヒット打って喜んでいる場合じゃないのよ。あの球を打てたのにと思ってくれないと、それだからいったりきたりだよ」
-長坂は1軍に
「シートノック終わって試合が始まる前に電話がかかってきて、リュウ(梅野)があかんからって。長坂も昨日いい活躍をして調子上がってきたところ。江越、ロハス、井上広大にしても、みんなどこでどういうチャンスがあるかわからない」