阪神が中日に勝利した。先発藤浪晋太郎投手(28)が先発し、6回4安打1失点と好投した。打撃では、メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が先制適時打を放つなど、4試合連続安打。小野寺暖外野手(24)と豊田寛外野手(24)もマルチ安打を記録し、勝利に貢献した。

平田勝男監督(62)の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-藤浪が6回90球

「もう1回くらいいけたんだけど、やっぱり遠征であれっていうのもあるし。(状態は)なんの問題もない。ただ、高松にも福田にもちょっと合わせたスライダーをボカンと打たれたところはストライク取りにいっているから。置きにいっているところがあったので、6回にちょっと注意して投げてこいとそういうところくらいで、コントロールもなんも問題ないし、初回に大島に打たれた後の3三振も、マックスにギア上げてるやん」

-カーブなどの変化球も使いながら

「カーブは福田に1球くらいかな、あとちょっとだけ投げてたけど。そのへんは緩急といったところでまずまずというか、このくらいは普通」

-1軍への準備は整っている

「全然問題ない」

-藤浪は先発だが、中継ぎの可能性も

「それは上が決めることなんでね。中継ぎも経験あるし、いつでも晋太郎はなんの問題もないですよ」

-ロハスが4試合連続安打

「ロハスはね、見極めもちゃんとできてるし。昨日はバックホームで少し殺せなかったから、シートノックからもしっかり取り組んでいるし。守備をもっと向上させろと、ホームのスローイングも含めて今しっかりやろうということで。意欲的だよ!ロハス、意欲的だ! 交流戦でもDHでもね、どういうところでチャンスがあるかわからんから」

-小野寺もマルチ安打

「小野寺はもう2本で満足したらいかんのよ。ヒット打ったことより、凡打を悔しがる選手にファームではならないといけない。ヒット打って喜んでいる場合じゃないのよ。あの球を打てたのにと思ってくれないと、それだからいったりきたりだよ」

-長坂は1軍に

「シートノック終わって試合が始まる前に電話がかかってきて、リュウ(梅野)があかんからって。長坂も昨日いい活躍をして調子上がってきたところ。江越、ロハス、井上広大にしても、みんなどこでどういうチャンスがあるかわからない」

阪神ニュース一覧はこちら―>