梅ちゃんが帰ってくる。右脇腹の筋挫傷から復帰を目指してきた梅野隆太郎捕手(30)が、20日ぶりに1軍登録される。矢野監督が「明日上げるよ」と明言。地元福岡で開催される7日からのソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)が復帰の舞台となる。5連勝と上げ潮ムードのチームにとって、中心選手の復帰はさらに勢いを増すプラス材料だ。

慎重に準備を整えた。今季はスタメンで25試合に出場したが、バットは打率1割6分5厘、1本塁打、4打点。特に5月は右脇腹故障の影響もあってか、26打数2安打、打率7分7厘とさらに調子を落としていた。治療に専念することを目的に、5月18日に出場選手登録を抹消。幸いにも軽症の見立てで、10日後の同28日のウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰でき、6月4日の同広島戦ではマスクをかぶってフル出場した。

ただ、特別扱いされるわけではない。矢野監督は「いい競争を(してほしい)。リュウ(梅野)の存在を見せていってくれるのが、チームとしていい活性化になる」と期待した。坂本は26試合でスタメンマスク。梅野と入れ替わる形で1軍に加わった長坂は、8試合に先発マスクをかぶり、攻守で存在感を発揮している。捕手陣の競争が激しさを増すことで、チーム力はさらに上昇する。【桝井聡】

 

○…絶好調の大山悠輔内野手は地に足をつけてソフトバンク3連戦に臨む。交流戦は打率3割6分6厘、13打点で12球団最多の6本塁打。特に6月5試合は打率5割6分3厘、5本塁打、10打点と勢いが止まらない。それでも本人は冷静。「1試合1試合の積み重ねがいい結果になる。今すごくいい流れで来ている。それを継続しつつ、反省するところはしっかり反省して変われたら」と力を込めた。

○…渡辺雄大投手&加治屋蓮投手の元ソフトバンクコンビが、ペイペイドームに凱旋(がいせん)する。昨オフ戦力外で育成からはい上がった渡辺は、今季20試合で2勝1敗5ホールド、防御率2・38で欠かせない戦力に成長。「柳田さんはどこに投げても本塁打を打つような打者。抑えられるように」と左殺しらしくギータ斬りを誓った。加治屋は移籍2年目の今季16試合で0勝1敗2ホールド、防御率0・66と安定。「12球団で一番投げやすいマウンド。楽しみです」。慣れ親しんだマウンドで、湯浅が抜けた終盤の代役も期待される。

○…島田海吏は九州凱旋で錦を飾る。熊本出身で7日から福岡で戦うソフトバンク3連戦は両親や祖父母、友人が観戦予定だ。1番に定着した直近5試合は打率3割6分4厘。「とにかく塁に出ることが一番。出て走って得点につなげるというところを一番重視しています」。U-23日本代表で同僚だったソフトバンク周東との再会に向け「同い年で負けたくない気持ちはある」と気合十分だ。