ロッテ-中日1回戦(ZOZOマリン)は「黄金の國いわて・大船渡ナイター」として行われた。

岩手県、同県大船渡市による共催の冠ナイターで、一塁側特設ブースでは名産品も販売された。

注目を浴びたのはやはり「酢の素」。同市内の水野醤油店が製造する強烈な酸味を誇るご当地調味料で、佐々木朗の入団、活躍とともに話題になってきた。

あまりの人気で品薄状態にあるものの、市は今回、300本を販売。試合前には30人近い行列ができる時間帯もあった。購入前には「これ、どうやって使うの?」といった問い合わせが続出。市側は丁寧に「酢の素の使い方」という“トリセツ”も準備し、おもてなしをしていた。

初めて購入した千葉市内のロッテファンの夫婦は「朗希君が酢の素を好きだという記事を見て、以前からずっと気になってしょうがなかったです。やっと買えました」と喜んでいた。

なお、水野醤油店の水野一也さんによると、製造ペースは1週間で約1500本。しかしながら「いま、大船渡市内で買えるところがない状況です」という状況。この日の試合には大船渡市民も数十人招待されており、大船渡市内で買えない酢の素をZOZOマリンで買うという現象まで起きていた。【金子真仁】

【ニッカン式スコア】7日のロッテ-中日戦詳細スコア