DeNA今永昇太投手(28)が、史上85人目、通算96度目となるノーヒットノーランを達成した。完全試合を達成したロッテ佐々木朗希、5月11日の西武戦で達成した東浜巨に次ぐ今季3人目の快挙。DeNAでは、大洋時代の70年鬼頭洋以来52年ぶり4人目で、札幌ドームでの達成は初めてとなった。

▼今永が今年の5月11日東浜(ソフトバンク)以来、プロ野球85人、96度目のノーヒットノーランを達成した。DeNAでは大洋時代の70年6月9日鬼頭以来、52年ぶり4人目。まだ達成投手がいない楽天を除くと、DeNAの投手がノーヒットノーランから最も遠ざかっていた。また、交流戦で記録したのは06年5月25日ガトームソン(ヤクルト)12年5月30日杉内(巨人)に次いで3人目。

▼今永が許した走者は2回、四球の清宮だけ。許した走者が1人で達成は18年7月27日山口俊(巨人)以来17人、18度目。走者1人だけで完封する「準完全試合」は今年の5月6日大野雄(中日=1安打)以来48人、51度目だが、DeNAでは今永が初めて。

▼今季のノーヒットノーランは4月10日佐々木朗(ロッテ=完全)5月11日東浜に次いで3人目。1シーズンに3人以上が達成は12年以来で14度目(最多は40年の5人)。3カ月連続で出たのは、95年の7月5日西崎(日本ハム)8月26日佐藤義(オリックス)9月9日ブロス(ヤクルト)に次いで2度目。

【ニッカン式スコア】7日の日本ハム-DeNA戦詳細スコア