巨人中田翔内野手(33)が、またもやミスターの見守る前でアーチをかけた。2回1死、フルカウントからヤクルト小川の145キロ直球を捉え、左中間席へ飛距離117メートル、角度36度の放物線を描く先制の8号ソロとした。

2軍調整中の6月12日、ジャイアンツ球場で打撃指導を受けた長嶋茂雄終身名誉監督(86)が、この日は東京ドームに観戦に訪れた。同23日のDeNA戦でもミスターの前で6号2ランを放った男が、再び“師匠”に実力を見せつけた。

前日5日のヤクルト戦(東京ドーム)では日本ハム時代の恩師、侍ジャパン栗山英樹監督が視察。試合前に再会し、「長嶋さんに見に来ていただいたりとか、原監督もここまで期待をしてやってくれているとか、ジャイアンツが何とかしようとしてくれているとか、そういったことを男として、感じて欲しい」などとゲキを受けていた。

【関連記事】巨人ニュース一覧