ロッテは序盤の拙攻が響き、3連敗。借金が7まで膨らむのは6月7日以来、約2カ月半ぶりとなる。

初回、制球難で連続四死球を出した西武高橋に対し、3番中村奨がバント失敗での併殺打。2回も凡飛の連続で四球の走者を進められず、4回には2四球などでの満塁機でマーティンがあっけなく見逃し三振。マーティンは6回、8回も好機で三振に倒れた。6回に3点、8回に1点を奪ったが、あと1点が届かなかった。

一方で西武は中盤の4、5、6回にいずれも適時二塁打で加点。力量差を見せつけられ、ロッテファンのため息が続いた。

イースタン・リーグではこの日、山本大斗外野手(20)が10号本塁打を放ち、西川僚祐外野手(20)も4安打と爆発。井口資仁監督(47)は2人について試合後に「ちょっと入れ替えもこれから考えていきます」と話すにとどめた。