3連勝中のオリックスが天敵の日本ハム上沢撃ちで、大混戦抜け出しに弾みをつける。

パ・リーグは首位ソフトバンク、2位西武、3位オリックスがわずか1厘6毛の0ゲーム差にひしめく。オリックスは5月11日に首位(当時楽天)と最大11・5ゲーム離されたが、ついに逆転連覇を視界に捉えた。一気に奪首といきたいところだが、6日先発予定の上沢には17年4月に勝って以降、今年7月の対戦まで10連敗。優勝した昨年も全5試合でクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を許す苦手中の苦手となっている。

20年8月から指揮を執る中嶋監督は「(上沢に)何連敗してるの? 俺だけで10連敗しているわけじゃないでしょ」とけむに巻きつつ、表情を引き締めた。「対策はいろいろ考えないといけないですね」。選手の抜てきや打順変更はお手のもの。2日の敵地ロッテ戦では徹底したバント待球作戦で佐々木朗を揺さぶり、4度目の対戦で初めて黒星をつけた。今回は上沢対策で何が飛び出すのか、ナカジマジックのさく裂に注目だ。

チームはこの日、東京から空路札幌入り。選手会長の吉田正は打線について「いつもは(スタメンで)いかない選手に結果が出たりしている。ラッキーボーイが日替わりで出てくれば、雰囲気は自然と良くなる」と手応えを明かした。日本ハム2連戦後は、8日に敵地で西武戦、10日からはホームでソフトバンク2連戦と“3強3番勝負”が待ち受ける。残り18試合のデッドヒート。まずは北の大地で難敵を撃つ。【柏原誠】

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