歴史的な混戦パ・リーグを勝ち抜く切り札となる。西武平良海馬投手(22)が6日ロッテ戦(ベルーナドーム)で1軍復帰の見通しとなった。
躍進を支えてきたブルペン陣に疲労の色が濃くなってきた中、剛腕の復帰は、この上ない吉報となる。平良は今季、50試合登板で30ホールド、防御率1・70をマーク。しかし、8月10日に右手中指痛で戦線を離脱していた。リハビリを経て、イースタン・リーグでは2試合で1イニングずつを投げ、ともに無失点、2奪三振と万全の内容を示していた。辻監督は「リカバリーをちゃんと聞いて良かったら、考えます。火曜日(6日)から」と語った。
3チームが貯金8のゲーム差なしでひしめき合う大混戦。これからは、逃した1敗がシーズンの命運を変えることにもなりかねない。そんな中、しびれる終盤を安心して任せられる右腕が復帰する意味は大きい。8回平良、9回増田という勝利の逆算が立つ。
残りは18試合となった。かねて辻監督は「残り10試合、15試合らへんでしょう」と勝負どころを見極めていた。ラストスパート。これからは総力戦で頂点まで突っ走る。



