ソフトバンクの森山良二1軍投手コーチ(59)が、リリーフ陣のフル稼働を予告した。

シーズンも残り23試合で大詰めを迎えた。勝率差で首位にいるが、西武、オリックスとゲーム差なしの大混戦だ。5日、ペイペイドームで投手練習を見守った同コーチは「ブルペン陣が頑張ってくれているが、最後まで頑張って欲しい。これからムチを入れていかないといけない」。今季は笠谷と甲斐野、嘉弥真の3人がそれぞれ1度しか3連投を経験していないが、心を鬼にして「3連投以上」を完全解禁する。

勝ちパターンは現状7回が流動的で、8回藤井、9回モイネロのリレーが基本線。特に藤井は43試合で防御率1・01という奮闘ぶりだ。2年前に広島を戦力外。独立リーグの四国IL・高知を経て復活した。シーズン通して1軍で登板するのは初めてだが、森山コーチは「必死に投げて疲れもあると思いますが、頑張らせます。勝ちたいので」と、尻をたたく。藤井も「去年のことを考えれば、今ここにいることも驚きというか、想像もできなかった。投げられるのであれば、必要とされるところで投げる」と気合十分だ。

ワンポイント起用が多い左腕嘉弥真も、43試合で防御率0・86。現在は20試合連続無失点だ。「監督は試合数が多くて防御率が低いのが一番使いやすい」と、6年連続50試合以上登板にも意欲。中継ぎ総動員で、防御率0・84の守護神モイネロにつなぐ。

最後に森山コーチは「多少無理はかけるかもしれないけど、よろしくお願いします」と、取材を通じて選手に頭を下げた。混パを制するため、鷹の鉄壁リリーフ陣が、底力を見せる。【只松憲】

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