ロッテの三木亮内野手(31)が6日、佐々木朗と松川の「anan」コンビにライバル心を燃やし、“ちょい不良(ワル)オヤジ”になる!? ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、50万円減の2100万円(金額は推定)でサイン。来季目標を問われ「ananの表紙を飾られたので、先に。LEONの表紙でも飾ろうかと。LEON賞でももらえたらなと思います」。女性誌「anan」の7月20日発売号で特集と裏表紙に起用され、先月には「anan AWARD 2022」アスリート部門に選出された若手2人に対して、男性ファッション誌「LEON」で逆襲を図るつもりだ。「ダンディーな感じじゃないですか。スーツ着てみたいなイメージ」とユニホームをスーツに着替え、“ちょいモテオヤジ”として君臨する決意だ。

現在は、11月に受けた左膝半月板手術からのリハビリ中。すでにランニングを開始し、来年2月のキャンプインに間に合わせる準備を整えている。今季は4月28日の楽天戦に「7番三塁」で久々の先発出場を果たし、8月25日の西武戦ではサヨナラ内野安打も放った。だが、46試合出場で、守備の安定感に比べて、打率1割6分の打撃力アップが課題だ。「チャンスをつかんでもっともっと試合に出たい」。プロ10年目を迎えるオヤジの魅力で、チームに貢献する。【鎌田直秀】