ソフトバンク大関友久投手(25)が8日、4年ぶりの熊本開催で当地4連勝を誓った。

9日の日本ハム戦(リブワーク藤崎台)に先発予定。開幕戦以来の2勝目を目指し、初舞台のマウンドに向けてペイペイドームで調整した。前日7日は東京・羽田から搭乗予定の空路便が悪天候により欠航。急きょこの日に福岡入りするバタバタ移動だったが「調整はできました」と万全を強調した。

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午前10時のペイペイドーム。投手練習に参加した先発陣が、やけに談笑していた。「ゼキ(大関)がいない」。翌日に先発予定の大関の姿がなかった。左腕は練習開始から約1時間後に球場到着。先輩の森から「遅刻やぞ!」と冗談を飛ばされ「寝坊したわけではないですよ。いろいろあって…」と苦笑いした。

前日7日、敵地ロッテ戦が雨天中止になった。多くのナインは軽めの調整で終えたが、大関は登板2日前のブルペンなどで時間を要した。チームは羽田から夕方の便で帰福。一足遅れた大関の搭乗予定便は、悪天候の影響もあり欠航に。ゴールデンウイークの最終日でもあり、最終便も空席ゼロ。「羽田(空港)に行ってチェックインもしたんですけど」。急きょ羽田付近のホテルに延泊し、この日の朝に福岡へ帰ってきた。

9日の日本ハム戦に先発予定。登板前日にバタバタ移動を強いられたが「調整はできました。大丈夫です」と、キャッチボールやダッシュで入念に汗を流した。同戦は「ファイト! 九州デー」として、熊本・リブワーク藤崎台球場で行われる。当地は19年以来4年ぶりの公式戦開催で、目下3連勝中と縁起がいい。「しっかり心の準備をしたい。雰囲気も違うと思うので楽しめたら。結果を出せるようにしたい」。熊本開催4連勝を誓った。

調整に余念がない大関だからこそ、前日は飛行機に乗り損ねた。真面目な性格はこの日も垣間見えた。熊本は初舞台で「外野の広さ(両翼)を測ってもらおうかなと。前の地方球場の時に思ったよりも狭くて、自分とのギャップが出た。今の当たりでホームランになるのかって。(自分の調子と)ずれてしまうので」。チーム関係者が「練習の虫」と声をそろえる左腕が、開幕戦以来の2勝目を目指す。【只松憲】

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