今季から新規参入したくふうハヤテが、初白星を逃した。19日からソフトバンクをホームに迎えた3連戦に臨み、同日の初戦は3-8で敗れて開幕4連敗。20日の2戦目は4回までに0-3とされるもリリーフ陣が相手に追加点を許さず、9回2死から同点に追いつき延長戦へ。しかしあと1点が遠く、同10回に規定で引き分けた。きょう21日の3連戦目で仕切り直しのチーム初白星を狙う。
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くふうハヤテの手から、つかみかけた初勝利がスルリと逃げ去った。チームは0-3の8回、この日4打数4安打と貢献した折下光輝内野手(24)が、第3打席で右翼線に二塁打。1死一、三塁から2番打者の犠飛で折下が生還し、1点を返した。続く3番打者が右前適時二塁打。同点まであと1点と迫った。
折下は9回2死二塁でも左前適時打を放ち、3-3と追いついた。一塁上で右手を掲げ、白い歯を見せた折下。内田順三打撃アドバイザー(76、東海一高出)からアドバイスを受け“引き出し”を増やしているといい、「練習でやっていることをやり、今日は打てた」と振り返った。
延長10回ではジェリソン・バスケス(23)が中前打で出塁。逆転サヨナラのチャンスをつかんだ。だが盗塁を狙うバスケスが飛び出したところを見逃さなかった相手に挟まれてアウト。2死から3、4番打者が四球出塁するも、あと1本が出ず白星を逃した。
先発して3失点の野村裕樹(24、清水桜が丘高出)は失点を反省しつつ、相手強力打線に対し「変化球は全部決まり、真っすぐも押せた」と汗を拭った。今後も課題を克服し「勝てるよう頑張りたい」と意欲的。中継ぎでは来週26日に18歳となる大生虎史(柳ヶ浦高)が9回に初登板し、無失点で後につなげた。
赤堀元之監督(53)は最後のミスこそ悔やんだが、「最後まで食らいつく試合ができた」とチーム力が上がっていることに手応えをつかんだ様子だった。きょう21日の第3戦で待望の初白星をファンに届けたい。【倉橋徹也】



