被災地に勝利を届けた。今季初先発した3年目の楽天松井友飛投手(24)が、プロ2勝目を挙げ、今季初の4連勝と2カード連続勝ち越しに貢献した。
石川県穴水町出身の右腕は、元日の能登半島地震からちょうど5カ月のこの日、6回2安打1失点。「1軍でまたチャンスをもらえて、先発して1発目で結果を出せて自信になりますし、これからが大事なので、次の登板に向けて頑張りたい」。昨年5月4日ロッテ戦以来、394日ぶりの白星を喜んだ。
安定した投球を披露した。4回にヤクルト青木に適時打を浴びるも、最少失点で切り抜けた。6回は先頭山田を左飛、続く長岡を投ゴロ、最後は4番村上を空振り三振に仕留めて降板。内角をうまく使いながら低めに制球し、2番手で4回2/3を5失点と炎上した5月22日ソフトバンク戦から、きっちり修正した。
故郷に思いをはせた。1月に帰省した際に大地震に遭遇。「今日が5カ月たった日というのは自分でも分かっていたので、本当に能登の人たちのためにもしっかり頑張ろう」と腕を振った。この日は母が観戦。「初勝利の時も来てたので、2勝目を見せることができて良かった」。親孝行の快投劇だった。【山田愛斗】



