楽天早川隆久投手(25)が、三度目の正直で師弟対決初勝利をつかんだ。早大の先輩で自主トレで師事するソフトバンク和田との投げ合い。

過去2度は敗戦も、6回118球、7安打1失点、自己最多タイ11奪三振で5勝目を飾り「いずれ越えないといけない壁ではありますし、ここから自分が負け続けないようにしないといけない。後半戦もマッチアップがあると思うんで、いい投手戦ができれば」と気を引き締めた。

早稲田の血が騒いだ。3回に1点を先制され、なお1死満塁で対峙(たいじ)したのは6番正木。「相手は慶応ボーイだったんで、やられるかっていう気持ちで入りました」。外角低めフォークで空を切らせて3球三振。続く吉田は右飛に封じた。慶大出身の正木は3打席連続三振、広瀬も1三振含む3打数無安打で「早慶戦」も制した。

早川は同じ左腕の大竹(現阪神)、小島(現ロッテ)の背中を追って早大に進学したが、その2人の憧れが和田だった。早川自身も「早稲田の原点」とリスペクトし、22年からは和田の自主トレに参加。シーズン中にも体のコンディショニング面などで相談することがあるという。43歳で現役を続ける偉大な先輩のように、早大OBを代表する左腕に成長する。【山田愛斗】

▽楽天今江監督(早川の力投でソフトバンクに勝利)「早川が思い切って粘り強く投げてくれたのと、バッテリーでしっかりと明確に攻める気持ちを見せながらやってくれた」

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