ライバル校がともに開幕連勝発進した。東北福祉大が東北大に10-1の7回コールド勝利。大内海斗内野手(4年=高川学園)が先制打を含む3安打4打点の活躍。頼れる4年生が、チーム計12安打10得点の着火剤となった。仙台大は宮教大に4-0で完封勝利。先発の佐藤幻瑛(げんえい)投手(2年=柏木農)が、7回11奪三振の無失点投球で流れを呼び込んだ。

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仙台大の佐藤幻が完全復活への第1歩を踏み出した。先発ローテの軸だった1年秋以来の先発のマウンドは、いきなり5者連続三振で幕を開けた。7回まで三塁ベースを踏ませず、無失点を貫いたが課題は多く残った。25人の打者中、7打者にフルカウントをつくり、球数は120球に達した。「ボール先行になってしまった。全然納得していないので、もっと球数を減らしたいですね…」と表情を曇らせた。

それでも明るい材料もあった。1年生の全日本大学選手権で最速152キロをマーク。だがその後、球速を意識しすぎて投球フォームが崩れたことから不調に陥った。今春リーグ戦の登板は救援で2試合だけ。だがこの日は150キロ前後を連発し、後半になっても球速は落ちなかった。「軽い出力で球速が出るようになった」と手応えを実感。「徐々に復帰してきて、先発で投げられるようになったので、継続してさらに上を目指したいです」と、今秋での完全復活を目指す。