新庄剛志監督(52)が率いる日本ハムが、3年連続最下位をすでに回避していた。前カードの西武3連戦(ベルーナドーム)は1勝2敗で痛恨の負け越しとなったが、初戦の8月30日の勝利がチーム3年ぶり、新庄監督にとっても就任3年目で初めてとなる最下位脱出を確定する1勝だった。

前カードが始まる前の8月29日の段階で、2位日本ハムは60勝48敗8分けで勝率5割5分6厘。6位西武は36勝78敗2分けで勝率3割1分6厘。両チームのゲーム差は「27」あり、ともに残り試合は「27」。その時点では日本ハムが残り試合を全敗(60勝75敗8分け、勝率4割4分4厘)、逆に西武が全勝(63勝78敗2分け、勝率4割4分7厘)なら、西武が日本ハムの勝率を上回る計算だった。

8月30日に日本ハムが勝ったことで両チームのゲーム差は「28」、残り試合はともに「26」となった。同様に全敗、全勝のシミュレーションをすると日本ハムは61勝74敗8分けで勝率4割5分2厘。西武は62勝79敗2分けで勝率4割4分となり、日本ハムを上回ることが不可能に。この時点で2年連続最下位だった日本ハムは、新庄監督就任3年目でついに最下位脱出を確定させていた。

前カードは2、3戦目に逆転負けで痛恨の連敗を喫したが、まだ貯金11の2位。首位首位ソフトバンクとは11ゲーム差だが、3位ロッテには3ゲーム差、4位楽天には5ゲーム差とCSを本拠地で開催できる2位以上へ向けて優位な立場に変わりはない。

新庄監督もサヨナラ負けを喫した前夜の試合後には「(この時期は)1試合1試合、切り替えていかないといけない。自信持って出した選手が活躍して、この順位にいるので、これからも選手を信じて。グラウンドに出すのは僕。思い切ってやってもらえたら」と話していた。最下位脱出からの大躍進、下克上へ残りは24試合。しびれる戦いは、ここからが本番だ。

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