3位阪神は2位広島戦を重視したウルトラ・ローテで勝負の7連戦に臨む。10日からDeNA3連戦、広島2連戦、ヤクルト2連戦。全て本拠地甲子園で戦う運命の7日間。先発編成の注目は1・5ゲーム差で追う2位広島と戦う13、14日の2試合。岡田監督は現時点で最強といえる左右の2枚看板を投入する方針だ。
13日の初戦は鯉キラー高橋に託す。3年ぶりの1軍復帰戦となった8月11日の広島戦で復活勝利を挙げると、岡田監督がもう1度ぶつけた同23日の同戦でも快投し、計11回1失点で2連勝。今月3日の中日戦も合わせて無傷3連勝中と無双を誇る。先発後に出場選手登録を外れる「投げ抹消」で中10日間以上空けてきたが、今回は抹消なしの中9日で3度目の鯉料理へ。大事なマウンドを託された本人も気合十分だ。
「3回目になって、向こうもそれなりに僕のことも分かってくる」と受け止めつつ「まずは自分のボールを投げられるように」と力を込めた。その後も中9日で回れば23日巨人戦(甲子園)、10月3日DeNA戦(横浜)に向かうこともできる。いずれも虎の順位を左右する重要な一戦になる可能性は高く、岡田監督の期待の高さがうかがえる。
14日広島戦の先発は通常の中6日で才木が有力だ。リーグ2位タイの12勝でチームの勝ち頭だが、意外にも今季の広島戦は7月2日の1度だけ。だが、その試合は勝ち負けつかずも7回を1安打0封しており、広島は嫌なイメージを抱いているはずだ。岡田監督も以前「才木なんか、あんまり広島投げてないからな」と話しており、満を持しての投入になる。高橋と才木を合わせた今季の広島戦3試合は18回1失点。上位球団をたたかないと上にはいけない。岡田監督らしい勝負手で、逆転Vへ突き進む。
もちろん2差で迫る10日からの4位DeNA3連戦も重要で先陣は青柳に託す。ここまで1勝だが、前回8月22日のヤクルト戦で6回2失点と粘投。今季の開幕投手も務めたプライドと、昨季8勝中、5勝を挙げた好相性も買った起用になる。東との投げ合いを制して11日村上、12日大竹につなぎ、まずは4位DeNAを突き放す。そして2位広島を連倒。ミラクルへのシナリオが明確になった。
▽阪神村上(11日DeNA戦に先発予定)「1戦1戦が大事。この7連戦で決まるかもしれない、というところもある。1つも負けられない気持ちで、やっていきたいと思っています」
▽阪神7連戦の予想先発ローテ
対DeNA
10日 青柳VS東
11日 村上VSジャクソン
12日 大竹VSケイ
対広島
13日 高橋VS大瀬良
14日 才木VS森
対ヤクルト
15日 ビーズリーVS高梨
16日 西勇VS小川



