タカの金の卵がいよいよお披露目だ。ソフトバンク小久保裕紀監督(52)がドラフト1位ルーキー、前田悠伍投手(19)の1軍初先発を明言した。
大阪桐蔭から入団した未来のエース候補のデビュー戦は、最速で9月30日のオリックス戦(みずほペイペイドーム)になりそうだ。7月末に支配下昇格した前田純投手(24)も初先発が決定。「ダブル前田」は25日から1軍に合流する。
リーグ優勝を決めたソフトバンクは、既に来季への布石を打っている。小久保監督は残るレギュラーシーズンの戦い方の中で「みなさんが期待しているビッグルーキーの出番もあるでしょうから」と自ら切り出した。ドラフト1位ルーキー前田悠の1軍初登板、初先発が正式に決まった。
かねて指揮官は「デビューは本拠地で」と話していた。みずほペイペイドームのまっさらなマウンドに黄金ルーキーが立つ。「いつとは言えないですけど」と登板日の明言こそ避けたが、残る本拠地試合は6試合。25日からの西武2連戦はスチュワートと最多勝がかかっている有原が中5日で先発する予定。ローテーションを考えれば、最速は9月30日のオリックス戦だ。10月ならば1、3、4日になる。
前田悠は、高卒1年目ながら2軍で12試合に登板し、4勝1敗、防御率1・94。うち9試合が先発で、直近では9月20日のくふうハヤテ戦(タマスタ筑後)で8回途中89球、6安打1失点の好投だった。倉野1軍投手コーチは「今年やってきたことを最大限出せるようにサポートしていきたい」と約束した。
さらに身長189センチの大型左腕、前田純も1軍初先発が決まった。前田純は沖縄・中部商、日本文理大を経て22年育成ドラフト10位で入団。2年目の今年7月下旬に支配下昇格を勝ち取った。今季は2軍で10勝4敗、防御率1・95。中日の松木平と並び、ウエスタンリーグで勝利数トップを誇る。夏場は不調だったが「落ちた球のキレが戻ってきたところを評価した」と倉野コーチは期待を寄せた。
「ダブル前田」は25日から1軍に合流する。Vを決めた王者ならではの抜てき。ファンも待ち望んだ左腕2人が、いよいよお披露目だ。【只松憲】



